海外ドラマ「ハンニバル」をシーズン2まで見ました。
最終シーズンは3までありますが、
シーズン2でもうお腹いっぱいです。
ドラマの見どころ
このドラマの見どころは、マッツ・ミケルセン演じるハンニバル・レクター博士です。
ほどよく鍛え上げられた身体と端正なお顔立ちでキッチンに立つさまは、まるで優雅にダンスしているかのよう。
狩りで仕留めた人肉で、真剣な眼差しで手の込んだ料理を次々と仕上げていきます。
ただ、なぜ人間を殺すのか?についてドラマではほとんど語られません。
大体ハンニバルに失礼なことをすると狙われる気がする。
故に、ハンニバルにとって食べることは征服…みたいなものなのでしょう。
戸惑ったところ
ビジュアルや雰囲気は素晴らしいドラマでした。
しかし、圧倒的説明不足なところがちらほらありまして。
例えば、
死んだキャラが実は生きていた!
みたいな展開で、そのキャラはどうやって生き延びたのか? いかにしてあの鼻が効くハンニバルを欺いたのか? というのが
まったく語られません。
実は生きてました!それだけ。
主人公ウィルの心理状態などはこれでもかと描写されるのに、物語の細かい部分は全すっとばしです。
原作とされる「レッドドラゴン」とドラマではそこらへんの違いが気になります。
そして、シーズン2まで見て視聴をあきらめた最大の理由は
いやぁ、ハンニバルといえば、頭脳戦かなと思うじゃないですか。相手の思考をコントロールして意のままに動かすとか。それをただただ面白がるとか。
そういう展開も一部あります。
ですが、クライマックスは大体激しい肉弾戦です。
ハンニバル、飛んだり跳ねたり。
すごい機敏に動くし、パンチも力強いし、力こそパワーでした。
それを見たら、もういいか。と清々しい気持ちになりました。
とはいえ、マッツ・ミケルセンの美しい佇まいは一見の価値があると思います。