「ゲーム・オブ・スローンズ」の第7章を見始めました!
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シーズン7エピソード1「ドラゴンストーン」の感想を書いていきます。
ネタバレを含みますのでご注意ください。
つよいこアリア・スターク
始まりはフレイ家から。
ウォルダー・フレイが家臣一同を集めて「キャスタミアの雨のときにはよくやった(超意訳)」みたいなことを言っています。
あれ、でもウォルダー・フレイってシーズン6の終わりにアリアが首をかっさいてましたよね?
ということは……と、ワクワクしながら見守っていると、乾杯で配られたワインにはやはり毒が仕込まれていました。横にいる幼な妻に「飲むな」って言ってましたもんね。
そしてマスクびりびりーっと、フレイ公の皮を脱ぎ始めるアリア・スターク。 すごい変装技術。ルパン三世も真っ青ですわよ。さすが、海の向こうで謎の顔修行を繰り返しただけありますね。
幼な妻たち以外のフレイ家を皆殺しにしたアリア。母と兄の復讐がひとつ果たされました。
アリアが成りすましていたフレイ公の中の人の演技も素晴らしかったです!……と、スターチャンネルで見られるエピソードごとの「ゲーム・オブ・スローンズ制作こぼれ話(超意訳)」みたいなので言われてましたね。
この制作こぼれ話(正確には「インサイドストーリー」)、5分ほどの映像なのですがかなり見ごたえがあり、大きな発見もありました。それは次項で触れていきます。
変わりつつあるハウンド
「ハウンド」ことサンダー・クレゲインも出てきました。
「旗標なき兄弟団」の祭司、ミアのソロスと、ベリック・ドンダリオン(片目を布で覆ってる何度でも蘇る男)と旅をしていますね。
道中、朽ちた農家を見つけてここにとまろうと提案するソロス達。
しかし気が進まないというハウンド。
ここでまったくピンとこなかった人なんですよ私。ハウンド、第六感でも身に着けたんか? って思ってました。
家屋のなかでは男性と、その腕の中に抱えられた娘がともにミイラになっていました。
見たところ、餓死ではなく飢える前に自らナイフで自決したようです。
そのふたつのなきがらを埋葬するハウンド。祈りらしき言葉もささげていました。ここまで見ても「ハウンド、旅を続けているうちに人がよくなったな~」としか思ってませんでした私。
しかし、前項でふれた「インサイド・ストーリー」ですね。それを見て衝撃の事実が。
ハウンドは前にアリアと共にこの農家を訪れていたらしい。そこで強奪を働いたらしいのです。
なんてこと。そりゃ、ここに泊まりたくないって言うわ。父子が生きていても、亡くなっていても後味が悪いですもんね。
該当するエピソードはシーズン4エピソード3「奴隷解放者」にありました。
見直してみたら、ハウンドひどい奴!
農家の父の厚意で泊めてもらって娘さんがつくったおいしいシチューまでごちそうになったのに。「銀貨を隠している」と聞いたら翌朝に強奪……。父親は「自分たちには力がないから、あなたのような強い人がいれば安心できる」と農作業兼用心棒としてスカウトしたんですね。それを受けるふりをしてからの強奪ですよ。頭を殴られた農民はそのあとろくに仕事もできなくなって、娘と自決してしまったんでしょう……。
さらに、農民が食事の前にとなえていた祈りの言葉(ハウンドが長いって文句たれてたやつ)。これを、シーズン7のハウンドが埋葬したあとにささげていたんですね。
「厳父よ弱い人間に慈悲ある裁きを……あとは忘れた」と言っていましたね。
ハウンドがテキトーにつくった祈りなのかと思っててごめんなさい。
理解したうえでみるとすごい深いじゃないですか! なんで忘れてるかな私の脳……。
さらにハウンドは炎のなかに「光の王」の啓示を見てました。
意外と素直なやつなのか…? ハウンド…。でも、すっかり改心しきってからアリアにぐさっとやられちゃう気がする。
ジョンとサンサはそりがあわない
北のウィンターフェル城には、ラムジーから奪い返したジョンとサンサ。
皆を集め、ホワイトウォーカーが攻めてくるまえに、確実に倒すことができる黒曜石をメイスターに探させること、北の守りを固めることを話し合います。
北の守りに関して、サンサはアンバー家とカースターク家それぞれの城を、ラムジー撃退で活躍したものに与えるべき、とジョンに言います。
ジョンは「アンバー家もカースターク家は数百年も同盟関係にあり、スターク家に忠誠を誓ってきた。たった一度の裏切りで、先祖代々の城を奪い取ることはしない。それに裏切った城主たちは戦いでそれぞれ命を落としている。その子供まで罰することはしない」と温情を見せます。
そしてアンバー家とカースターク家の子供だちを前に呼び、あらためて忠誠を誓わせるジョン。
残ったものたちで力を合わせて北を守る、と宣言するジョン・スノウ。皆も賛同し、面白くないサンサ。
もともとサンサとジョンは、ウィンターフェル城にいたころから仲が悪かったというかそりが合わなかったというか…。むしろサンサって誰にも心を開かない「鉄の女」っぽさがありますよね。自分の目的のために一直線というか、どこかサーセイを思わせる冷たさや強さを見せるようになってきましたよね。王都でだいぶ鍛えられた(というか屈辱をうけた)からなぁ。
ジョンの優しさは戦時下においては「甘さ」にもつながりかねませんが、今後それがどうなっていくのか…。
スターク家といえば、壁のむこうを旅していたブラン・スタークがついに壁に到着しましたね。ナイツウォッチのエッドと対面していました。エッドはジョンと仲が良かった人ですよね。「おー、ジョンの弟け!」とはならないんですね。これからそういうシーンがあるのかな。あってほしい。ほっこり成分ください。
サムはシタデルで下働き
むちゃくちゃどうでもいいサムのターンです(好きなひとごめんなさい)。
シタデルでの下働きの様子、変にリズミカルになっててめちゃくちゃイライラしました。シモの処理につかう器と、食事のスープをいれる器がほぼ同じように見えるのは制作側の狙い…なんでしょうね。ものすごい悪趣味。あまりにスープがまずそうに描写されてるので、これはサムがどんどん食欲を失ってスリムになるのでは? と期待したのですがいつものサムでした。それどころかもっとボリュームが増えたような。この食糧難な時代に一体なにを食べているのか、サムよ。
サムは自分が北で見たことを話し、閉架書庫に忍び込んで書物を盗み読み。
あのさぁ、なんかもっとこう自分の力でのし上がっていく!みたいなサムをもうちょっと見たいよ。いつだってただのラッキーボーイじゃないですか。
盗み読みした書物で、ホワイトウォーカーを倒すことができる黒曜石がドラゴンストーンの地にたくさん埋まっていることを知ります。ジョンに知らせなくっちゃ! と色めき立つサム。まぁ、便利っちゃ便利な存在ですよね、サム…。
あ、でもちびサムがめちゃんこかわいくなってました!サムのターンで唯一の見どころです。私的には。ジリも文字を読めるようになって、どんどん人間らしくなってきましたね。
王都まわり
サーセイとジェイミー。すっかりさびれて人の気配もすくなくなった王都。
ジョン・スノウに召集状を出したサーセイですが、七王国を実質上手中におさめたいという野望は変わっていないみたいです。たくましいなー。髪なかなか伸びないなー。
力を得るためにユーロン・グレイジョイを王都に呼び寄せてましたね。ユーロン・グレイジョイの俳優さん、シオン・グレイジョイに顔そっくりですね!シオンとヤーラにとっては叔父にあたるみたいですが、シオンとお顔がそっくりすぎて驚きました。
ユーロンはサーセイと結婚したいと野望を語り、次に来るときには大きな手土産をもってくると約束します。
ちゃらんぽらんに見えてかなりの船をもっているユーロン。戦闘力は高そうですね。いったいどんな土産を持ってくるのー。
故郷の土を踏むデナーリス
焼けずのデナーリス、ドラゴンの母、奴隷解放者の女王(カリーシ)、ほかにも呼び名があったはず、あのデナーリスがついにドラゴンストーンに上陸です。
ターガリエン家の故郷でもあったドラゴンストーン。立派なお城ですねー。
BGMの「ダバダーヤイッ!」みたいな音楽でゲームの「スカイリム」を思い出しました。ダークファンタジーにドラゴンは欠かせないんですね。
無言のままドラゴンストーンの中に歩みを進めるデナーリス。いつもは軽口をたたきまくってるティリオンも、このときばかりは押し黙って荘厳なひととき。
ティリオンはデナーリスの「王の手」。ヴァリスも一緒です。有能な人が集ってて、めちゃ強いドラゴンも一緒で、女王は若く美しい。いやーもう無敵じゃないですか?
🔱シーズン6🔱
▷ やっと見た「ゲーム・オブ・スローンズ」シーズン6
🔱シーズン7🔱
▷ 第1話「ドラゴンストーン」
▷ 第2話「嵐の申し子」
▷ 第3話「女王の正義」
▷ 第4話「戦利品」
▷ 第5話「東の物見城」
▷ 第6話「“壁”の向こう」
▷ 第7話「ドラゴンと狼」
🔱シーズン8(最終章)🔱
▷ 第1話「ウィンターフェル」
▷ 第2話「七王国の騎士」
▷ 第3話「長き夜」
▷ 第4話「最後のスターク家」
▷ 第5話「鐘」
▷ 第6話「鉄の玉座」
🔱コラム🔱
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