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シリコンバレー シーズン5 第2話。リチャードの良いところキターッ

海外ITドラマ「シリコンバレー」シーズン5 エピソード2を見ました。

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リチャードのリーダー資質

社員ごと買収したスライスライン社とオプティモジ社のメンバーを前に演説したリチャード。パニック障害を起こして具合が悪くなり、大失態を晒してしまいます。3日間予定されていたオリエンテーションも中止に。

当然、社員たちのやる気は下がってしまい、結束もままならないパイド・パイパー社。スライスライン・ガイズとオプティモジ・ガイズは共にライバル心をむき出しにしますが、仕事に活かされることはありません。

リチャードはもう一度、社員たちの前で話すことに。良いことは言おうとせず、ありのままのリチャードで語ります。

普通ならここでみんな感動して結束するはずが、どんどん去っていく社員たち。怖くて現実を直視できないリチャード、後ろ向きになり「いま足音が聞こえたけど? 去ってるの? あ、また足音が増えた」とジャレッドにこわごわ聞くのが面白くて笑ってしまいました。ピンチこそチャンス。パイド・パイパーらしいといえばパイド・パイパーらしいです。

ボックス・スリーのサイン問題

ボックス・ツーが予想以上の予約数に達したことに勝算を見てボックス・スリーを開発することにしたフーリー社。ここの流れがちょっとよくわからなかったのですが、前話まではボックス2でこの話からボックス3になってるんですよね。2はギャビンが退場していたときに開発されていたので、心機一転を図って3になったのでしょうか。

ボックス3に外観のデザインにギャビンのサインを入れるかどうかで揉めていました。ギャビンとしては当然、開発者としての名前を入れたいわけです。しかし立ちはだかったのが、ギャビンの筆跡鑑定。それによると「わがままで利己的、独裁的、反社会的」とさんざんな結果に。だいたい当たってるし。ギャビンの引きつった顔。

それならばと自分のサインはやめてプロのデザイナーに依頼することに。サインのロゴはばっちりデザインしてもらいましたが、その下にデザイナー自身のサインが入っておりギャビンは激怒。こういうバカバカしい流れたまらないですね。

次なる策としては社内コンペです。新製品に採用することで社員の士気も上がり、素晴らしいサインも手に入って一石二鳥。

ですが、圧倒的な票を集めて第1位となったロゴはかなりあやしいデザインのもの。ギャビンはまったく気がつかずに絶賛していますが、気付いたらまた怒り出すのが目に見えています。

やっぱり、こういうバカバカしいけど真面目な悪役がいると締まりますね。

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ディネシュ達の争いとチアン・ヤンの決意

奮発して新車を買ったディネシュ。環境に優しいエコ・カーなことやスピード抜群なのをギルフォイルに自慢します。面白くないギルフォイルは自家製の車で対抗。駐車場のエコ・カーゾーンをめぐる争いに。

あるとき、ギルフォイルに負けまいとスピードを出しすぎたディネシュは車をぶつけてしまいます。修理費は物凄く高くつくけれど、負けるわけにはいかない。

そのギルフォイルの言葉を聞いたチアン・ヤンはある決意をします。というのも、豚を丸焼きにした灰を使ってアーリックの死を偽装し、裁判所でインキュベートハウスの所有権とパイド・パイパー社の株所有権10パーセントの相続権を申し立てたチアン・ヤン。

しかしアーリックの残した負債額が相当あるばかりか、預金の残高もゼロだったのです。まずは負債を返済しないと遺産の相続はできないと言われて悩んでいました。しかし、チアン・ヤンはそれを支払うことを決めたようです。そして、インキュベートハウスの所有権がついにチアン・ヤンに渡ってしまいます。えー、いやだよー。アーリックがいないならビッグヘッド戻ってきてー。チアン・ヤン好きじゃないよー。

チアン・ヤンに鍵を変えられてリチャード、ディネイシュ、ギルフォイルは追い出されてしまいます。

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リチャードのやり方

社員が去ってしまったパイド・パイパー社。

リチャードは「僕はコーダーだから、コードを書く」と黙々と仕事をこなします。驚くべきスピードで仕事をこなしていくリチャードの姿に、少しずつ戻ってくる社員たち。ジャレッドが寝ないで仕事をするリチャードの頑張りを伝えたところ、戻ってきてくれたようです。

ボロボロになりながら仕事を続けるリチャード。スライスライン・ガイズもオプティモジ・ガイズも一丸となって、黙々と仕事をしている光景。 

その様子にジャレッドが「キリスト復活のときって、きっとこういう感じだったんだ! 」と大興奮。ジャレッドも徹夜しているらしく、目の下が真っ黒です。

素晴らしい演説やオリエンテーションができなくても、リチャードなりのやりかたで社員がついてくる様子、カタルシスがありますね。はしゃぐジャレッドも可愛いし、最高です。

無理がたたったリチャードは、フラフラになってしまい、ガラスに激突。首や手を怪我してしまいます。幸いにも軽傷で済みましたが、あのいつもの医者が出てきましたね。冗談がきついお医者さん。目が覚めたリチャードに20年経ったよ。僕はアンドロイドだ。と笑えないことを言ってリチャードが困惑していました。

そしてパイド・パイパー社にはギャビンのスパイが潜り込んでいる描写がされ、次話に続きます。

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