海外ITドラマ「シリコンバレー」シーズン5 エピソード3を見ました。
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ダナ、そしてベンとの出会い
ジャレッドが道で偶然会った知人のダナをリチャードに紹介します。ダナもIT会社を経営していて、CEO同志気が合うのではないかとお節介を焼いたのです。ジャレッドのこういう悪びれなくてコミュニケーションに強いところ、ほんと好きです。
リチャードは流されるままにダナの家で開催されているパーティに行きますが、あまりにダナが無口で気まずい。リチャードも無口で気が利くほうではないですからね。ジャレッドがいればなんとなく話ができるレベル。ですがジャレッドは「ちょっと挨拶周りしてくるね☆」と無邪気に席を外してしまいます。
二人だとあまりに場が持たないので、「これは素晴らしいね」と壁に飾ってある絵を褒めるリチャードですが「これはAIが描いた」とダナに返されて撃沈。ダナがまた不愛想なので余計に気まずい。
そんなところへダナの会社のCOOを務めるベンがあらわれ、リチャードにグイグイと距離を詰めてきます。弁が立ち陽気なベンに救われ、良い気分になるリチャード。ベンは以前からリチャードを知っていて、パイド・パイパー社の業務にとても興味を持っているようです。
チアン・ヤンに締め出された三人
インキュベートハウスの所有権をチアン・ヤンがもぎとってしまったため、鍵を変えられて住居をなくしたリチャード、ギルフォイル、ディネシュの三人。
リチャードはジャレッドの部屋に居候していました。「お客さんをソファーになんて寝かせられないよ☆」と自らソファーで寝るジャレッド。いい人すぎる。今でも物騒な寝言をドイツ語で言っているのでしょうか。
ギルフォイルは部屋を借りたのか、詳しい描写はありませんでした。新車に散財したディネシュにこれ見よがしに物件情報を見せつけていたのでどこか借りたのかどうか。パイド・パイパー社のオフィスから自宅のPCを遠隔操作しているみたいですが。自宅はどこなんでしょうね。遠隔操作でビットコイン売買をしているようです。上がったときは爆音がオフィスじゅうに轟く仕組み。この話でまだ回収されなかったので、次話以降に爆音ビットコインの謎は明らかになるかもしれないですね。
ディネシュはギルフォイルの指摘通りに貯金を使い果たしていたため、社員の家に転がり込むことを考えつきます。そこで承諾したのがギャビンのスパイ。ディネシュから情報を聞き出そうとお酒を飲ませてしまいます。お酒に弱いディネシュは以前パイド・パイパー社がスマート冷蔵庫をハッキングした秘密を暴露。もちろんすぐにギャビンに連絡がいき、パイド・パイパー社は冷蔵庫メーカーからハッキングの件で訴えられてしまいました。
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ベンとの密会
リチャードは秘密裏にベンと連絡を取っていました。
ベンもダナに知らせず、こそこそと密会する二人。「今から会える?」というやりとりがまるで不倫カップルのようです。
ハッキングで訴えられた件をベンに相談するリチャード。ベンは、会社のためにギルフォイルにだけ罪を着せることをアドバイスします。しかしギルフォイル一人だけが責任を負うとなると、国外追放もありえる。リチャードは悩みますが、ベンにだいぶ傾倒しているためにジャレッドにも暴言を吐いてしまいます。リッチー、あまりジャレッドを悲しませないで。ジャレッドの悲しむ顔は見たくないよー!
ある日、ベンからダナにばれたと連絡が来てかけつけるリチャード。ダナの前で「リチャードにしつこくされた」と保身に走るベン。これまで不愛想かつ無口だったダナは、人が変わったようにベンとリチャードを叱責し、バイクで走り去っていきました。
あまりの変わりように驚くリチャード。これまでのダナとはまるで別人です。ベン曰く、ここ最近は風邪を引いていて本調子じゃなかったそうです。なにそれうける。
ジャレッドが有能ぶりを発揮
チアン・ヤンから「インキュベートハウスに今すぐ来てくれ」と連絡をもらったジャレッド。駆け付けるとギルフォイルがスマート冷蔵庫を分解していました。思ったとおり、ハッキングの証拠はどこにも残されていないそうです。それどころか、冷蔵庫には盗聴器が仕掛けられているのを見つけます。
チアン・ヤンがこっそり手で消したホワイトボードには「ニューインターネット」の文字が。どうやらパイド・パイパーの売りである構想を盗むという魂胆でしょうか。チアン・ヤンめ…。ギャビンが愛すべき悪役ならチアン・ヤンは憎々しい悪役ですね。なぜならまったく表情が読めないから感情がわからないんですよ。アーリックが恋しい…。
冷蔵庫に仕掛けられた盗聴器を武器に、冷蔵庫メーカーを呼び出して話し合うジャレッド。メーカーとしては盗聴器の件も寝耳に水でした。しかし、それを逆手に格安でセキュリティのアップグレードと、スマート冷蔵庫の保守をパイド・パイパー社で請け負うことをジャレッドが提案します。その代わりにパイド・パイパーへの起訴を取り下げてほしいと。御社のホームベーカリーを何十年も愛用しています、との営業トークも功を奏して問題は解決。ジャレッドほんとできる子。
ジャレッドの有能ぶりを目の当たりにしたリチャードは、COOにならないかと言います。ジャレッドは感激のあまり嬉し泣き。感情が豊かで本当に好きですジャレッド。
そこへダナの会社を辞めてきたベンが現れますが、ダナにばれたときの態度に失望していたリチャードは華麗に追い払います。が、「体重をあと10キロ増やすべきだ。気持ち悪い」と捨て台詞を吐かれてシュンとするリチャード。ジャレッドが「大丈夫、僕もマイナス20キロだよ☆」と慰めるのがこれまたいい人過ぎました。
パイド・パイパー社にスパイが潜り込んでいることを確信したリチャード達でしたが、まだ特定には至らず次話に続きます。
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