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ストレンジャー・シングス 未知の世界 シーズン1 感想~ツッコんだら負けのTRPG

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次は何を見ようかな~と彷徨ってたどりついたのが

「ストレンジャー・シングス」です

Netflixオリジナルドラマで、2019年10月現在シーズン3まで配信されています

シーズン1は8話ありました。以下、シーズン1を見終わった感想です

※シーズン1までのネタバレを含みますのでご注意ください

懐かし映画あるある

ストレンジャー・シングスを見ていて感じたのは数々の往年映画へのオマージュです。例えば

少年4人で冒険する→グーニーズ、スタンド・バイミー

自転車と少年→ET

部屋の中で超常現象→ポルター・ガイスト

未知の生物→未知との遭遇、エイリアン

などなど、昔のSFやホラー映画あるあるがたくさん詰め込まれています

また、脚本・監督を務めた双子のマットとロス(ダファー兄妹)は

日本のアニメ「エルフェンリート」から多大な影響を受けたと公言しています

そういった作品が好きなひとならより楽しめるドラマじゃないでしょうか

ちなみに見る前まではすごく怖そうな作品かと思っていたのですが、

たま~にビックリ系演出があるくらいで、基本的に見ていられないほど怖いようなシーンはなかったです

お約束の

ヒタ…ヒタ…ヒタ…(足音)

  ↓

ギィーー(ドアを恐る恐る開ける)

  ↓

なにもいなくてほっとする…がその後ろに影が!

  ↓ 

ドシャアッ!!!(怪物が襲ってくる)

 …といった感じで非常にわかりやすい「ホラーあるある演出」なので

怖がりな人でも心の準備が整いやすいです(笑)

ツッコんだら負けなのか

ボーンとなっているのが「名作あるある」なので細かいところに疑問が残ります

あれ結局どういうことなの?

という疑問が尽きません。しかしツッコんだら負けなのです。お約束の前提ありきで楽しむドラマなのです…が、

一番の疑問は

世界の裏側(アップサイドダウン)からの帰り道が雑すぎじゃね?

ということ…。裏側と表側はゲートでつながっている。そのゲート(裂け目)はイレブンが施設で実験させられた結果できてしまった。裏側の怪物(デモゴルゴン)はゲート関係なく表側に出没して獲物を捕らえることができる。デモゴルゴンが行き来したあとはドロドロが残っていて、そこがゲートとなり得ることもある。

でね、人間が連れ去られるときは神出鬼没のデモゴルゴンによって裏側に行っちゃうわけです。そういえば「デモゴルゴンは血の匂いを敏感に察知して襲ってくる(のかも)」という設定もありましたね。いやぁそれを言ったら町の中で毎日誰かが襲われている設定になりませんかね。ジョナサンと殴り合ったスティーブなんて血まみれでしたよ。そこには来ないのかなっていう。

シーズン1最後のほう、ジョイス(ウィルの母ちゃん)とホッパー保安官がゲートからむこうに行ったじゃないですか。ウィルを助け出すために。

で、ウィルをみつけました、なんか長い蛇みたいなのを口から引き抜きました、息を吹き返しました、病院で手当てを受けて回復しました、……って、えー、最後! どうやって表側に帰ってきたんですかね。瀕死のウィルを抱えて、一体どうやってみんな無事にこっち側に帰ってこれたのーーー。そこがすごく疑問でした。そんな簡単に帰って来れるなら、ウィルだってとっくに帰って来れたはずじゃないですか…。そこがものすごく疑問でした。

長すぎるTRPG

シーズン1を通して見終わった感想は、

ぎゅっとしたら二時間くらいの映画におさまるよね?

てことですかね。展開がゆっくり。それでも丁寧に描かれるならいいのですが前項でも書いたとおり雑な点が多々あり、最後に思い返しても「ただただゆっくりと描かれいたよね……」としか思えませんでした。

とくにウィルの母ちゃんであるジョイスが、ランプをチカチカ点滅させるウィルからの信号に気づいてどんどんおかしな感じになっていくのは、見ていて「もういいよ…」という気持ちにさせられました。だってウィノナ・ライダーですよ。儚げな美貌で数々の映画を彩った大女優がですよ。そのウィノナがくたびれた中年女性になってニコチン中毒だなんて、見てられないじゃないですか。役作り半端ない。

最後は、ダンジョンズ&ドラゴンズで盛り上がる少年4人のシーン。シーズン冒頭にも呼応していて「やっとホーキンスの町に日常が戻ってきたんだな」と感じさせる場面でもありますよね

最後は10時間プレイしたTRPGのエンディングをマイクが語るのですが、そこへダスティンが突っ込みます。

「10時間もプレイしたのにそんな雑な結末なのかよ!」と。メタ発言盛り込んできましたね。ストレンジャー・シングスのシーズン1は1話あたり50分ほど。全8話なので10時間には足りないですが、まさにこの作品そのものを言い表しているかのような台詞で笑いを誘いました。

このくだりで、ストレンジャー・シングスはダファー兄妹のテーブルトークRPGを楽しむような気持ちで見ればいいのだとわかりました。最初はすごい真面目に見てたんで、シーズン2からは気持ちを楽にしてみてみようかと思います。

あとシーズン1最終話のランプの光点滅が本当に本当にやばかったですよね!

光過敏症の方はお気を付けくださいと毎回画面に表示されていますが、最終回は本当にチカチカというよりもはやパカパカがてんこ盛りでした。光過敏症じゃなくても発症してしまいそうなほどでした。