ついに見始めました「ウォーキング・デッド」。
ウォーキング・デッド コンパクト DVD-BOX シーズン1
- 出版社/メーカー: ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
- 発売日: 2015/07/22
- メディア: DVD
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「ゲーム・オブ・スローンズ」「ブレイキング・バッド」と並ぶ三大海外ドラマ、と評されているほどのドラマ。
人気があるのは知っていたんですよ。
でもなかなか腰が重くてですね、その理由の一つは
『ゾンビものってどれも同じでしょ?』という偏見でした。
よくあるじゃないですか、
なんか知らないけど街にゾンビがあふれて、
ゾンビに傷つけられた人間もまたゾンビになって、
町中ゾンビだらけ!
そんな展開。
でも不思議だったんです。なぜそんなよくありそうなゾンビものがシリーズ7まで続いてこんなに人気があるのか。
その謎を明かすために、ついに見てみることにしました。
Amazonプライムでも見れることですし。
第一印象は「丁寧なゾンビもの」
海外ドラマの印象は第1話で大体決まります。
無料で見れることも多く、視聴継続するかどうかを決めるリトマス紙にもなり得る第1話。
練られた脚本や見ごたえのあるCGなど、「お金かかってそう」とわくわくするものが多いですよね。
ウォーキング・デッドの第1話もまさしくそうで、あっという間に終わってしまいました。
面白かった点は、主人公の保安官リックが病院で意識不明のあいだに世界が一変してゾンビだらけになっていること。
これにより、見ているほうとしてもリックの心境に寄り添って「なぜこんなにゾンビが?」と大きな疑念を抱きながら恐怖を味わうことができます。
ゾンビに侵食される前の生活、リックが撃たれる前までの様子はほとんど描かれていません。目の前に広がるのは荒廃しきった街だけ。視聴者は以前の様子を想像でしか補えないわけです。
最初は小さな異変から始まって、やがて大きな混乱と恐怖があったことでしょう。
荒れ果てた住宅街と死体の山が語るもの。
実際にゾンビに侵食されゆく瞬間を描くよりも説得力があります。
病室で目覚めたリックの目を通して見えてくるディストピア。多くのゾンビと少しの生存者。
ゾンビ映画と違う点は「あんまりバタバタしてない」ところですかね。
ドラマという尺の長さを生かして、ゾンビとの遭遇、対決、葛藤などを丁寧に描いています。
葛藤というのは、ゾンビとはいえども元は人間なので「ゾンビを殺す=人間を殺す」ことへの罪悪感ですね。しかし生き抜くためには何だってしないといけない。でもリックは保安官だからか、メンタルがとても強いですね。順応力が半端ないです。罪悪感もさほどないように見えます。今のところは。
ビックリ系ではないからホラーが苦手でも大丈夫
私、ホラー映画が苦手なんですよ。特に大きな音や突然の登場で驚くようなビックリ系が苦手で避けています。
「ウォーキング・デッド」をなかなか見始められなかった一因もそれでした。思わぬところからドーン!とゾンビが出てきて心臓がバクバクするんじゃないかと思っていました。
でも実際に見てみたら、それは杞憂だったようです。
ビックリ系は今のところ皆無に等しいです。ゾンビの動きがとにかく遅い。緩慢な動きしかできないので、ビックリさせようがないのかもしれない。
そんなに動くのが遅いゾンビがなぜ脅威なのかというと、やっぱり脳以外の損傷では死なないことと、数が多いからでしょうね。ちょっとでも噛まれたり引っかかれたりしたら感染しちゃうというのも大きいです。
そういえば、ドラマの中ではゾンビのことを「ウォーカー」と呼んでいますよね。GOTの「ホワイトウォーカー」とかぶりますが、GOTのほうはもっとトリッキーな動きをする上に素早いのであっちはかなり進化したゾンビなんでしょうね。
ゾンビも嫌ですが、生存者同士のいざこざもちょっとずつ出てきたので「生きている人間がしでかすことが一番怖い」がテーマなのかなと思ってますがどうなんでしょう。ゾンビのウィルス(?)自体、誰かの陰謀なのかもしれないし。
続きをみるかどうか
TWDことウォーキング・デッドは想像した「ゾンビもの」よりもだいぶ丁寧につくりこまれたゾンビものでした。
個人的にはメルルの弟ダリルが見覚えのあるナイスガイだわぁと思っていたら『処刑人』のノーマン・リーダスだったのかー!とテンション上がりました。はい視聴決定。
ウォーキング・デッド、今のところそこまでハマってはいないので、なぜ人気があるのかはまだよく分かりませんが…。
また続きをみたら感想かいていきます!